「名刺を作る」一つとっても…

現在、お世話になっている方から名刺作成の受注を受け、取り組んでおります。
お客様から受け取った、今お使いの名刺データをもとに、
Illustratorでデータを作成していきます。
91mm×55mmの小さな世界。
しかし、この小さな世界の中に、
デザインの基本4原則
情報のグループ化
カーニング(文字間の設定)
など、「デザインの基本となる要素」がたくさん詰まっています。

これは、私の名刺です。
この中にも、名刺作成の上での常識やたくさんの工夫が隠されています。
例えば
表面:ロゴ・会社名・肩書きが、3行の間が同間隔になるよう、縦に見ても斜め一直線上に配置されている
ロゴの上に、「何を行っている会社なのか」小さく入れておく
名前・漢字の上の振り仮名
名前の下のローマ字
裏面:仕事の内容が分かりやすく把握できるよう、アイコンと簡潔な説明
アイコンと説明の後ろにある六角形のあしらいは、会社ロゴの六角形と同じ比率
右上の「まもるくん」…我が社の情報を学習させた上でAIに生み出されたマスコットキャラクター
5つの提供サービスの配列を、ある程度揃える
なとです。
もちろん、プロ中のプロから見たら、至らない面も数々あると思います。
確かにその通りでしょう。
でも、その至らない面に気づいた時、その意見をいただければ、次にはそれを改善して、新たな物を生み出せます。
自分自身を成長させる、「糧」になりうるのです。
これまで身につけた物で勝負するだけでなく、作成をしながら、「よりよくできる何か」を探していきます。
他のサイトを見ながら情報を集め、名刺作成のスキルをアップデートしたり、
こういうふうにしたいんだけどどうするんだっけ?と、Illustratorの操作方法を調べたり
裏面のデザインをかっこよくするために、他の参考サイトの情報や見本画像を眺めたり
過去に作成した動画の画像資料からデータを引っ張ってきたり、
時には、AIに質問したり、打診したりしながら、
作成を進めます。
私が行う、どの仕事もそうなのですが、
1つの仕事で、参照するサイト・資料は、30を軽く超えていきます
「そんなことしなくても作れるんじゃない?」
確かにそうです。
そうではあるのですが、
あえてそうしているのです。
なぜか。
一つは、「創るなら、限られた時間の中で(ここ大事)より良いものを創りたい。」から。
もう一つは、「こうして得た情報が、後々、他の仕事や学びに、後々生かされてくる場合が、多い」からなのです。
約30年間、情報主任として教員生活を過ごしてきた中で
Microsoft Office(Word・Excel・PowerPoint)の使い方
Adobe Photoshop Premiere Pro Illustrator の使い方
MacOS・Windows OSの使い方
PCのトラブル解消・修理
…などを身につけてきましたが、
「教本を使って」、というのは、ほとんどありません。
先に挙げた、使える機能を活用しながら、自分にとって必要な機能をその都度学んでいく
という学び方で身につけてきたのです。
そうやって身につけてきたからこそ、「教本を用いて学ぶよさ」についても、よく理解しています。
資格を習得していく上で、私は、教本や学習動画を使って学び直します。
これまで取りこぼしていた便利な機能や、新たな活用、そして今まで身につけてきたそれぞれの関連性に気づいていくのです。
そういった学び方も、また「楽しい」のです。
ファーストフォースでは、
定型名刺 (縦横それぞれ3パターンの中から1つ選び、それを元に作成する)
オリジナル名刺(お客様の要望に沿ったデザインを作成する)
今お使いの名刺の複製(お使いの名刺をもとに、できるだけ同じく・または改善して作成する)
など、様々な名刺作成のご要望にお応えしています。
また、
Canva を用いた手軽な名刺作成(手軽に、しかも安価で作成できます!)
PowerPointやWordを用いた名刺作成
など、様々な名刺作成のお手伝い(レッスン)も行っております。
デザインをお願いしたい!
自分で名刺を作ってみたい!という方、
お問い合わせ窓口からお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。



