写真は「飾ろう」

写真は「飾ろう」

昨日、年末から正月にかけて撮影した写真の一部を、写真屋さんでプリントしてもらいました。
事務所の応接ルームを、大きな写真4枚+小さな写真3枚で飾り直しました。

「そこまでしなくてもいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。
でも、私にとって、写真を飾ることはただのインテリアではなく、「日々を整える“仕組み”」の一つです。

写真を飾るメリットは、意外とシンプルです。

  • 部屋の印象が一気に良くなる(空間の“軸”ができる)
  • 写真が“作品”として育つ(見るほど気づきが増える)
  • 思い出や気持ちを、必要なタイミングで呼び戻せる

今回は、私が写真を飾っている理由と、今日から真似できる飾り方のコツをまとめます。
スマホ写真でもOK。プリントが苦手でも大丈夫。まずは“1枚”から始められます。


目次

写真を飾ると、撮影が上達する(地味に効く)

現在、仙台の写真家の先生にレッスンを受けています。そこで繰り返し言われます。

「いいと思った写真は、大きく伸ばして、飾って見た方がいい」

画面で見ると気づきにくいところも、プリントすると見えてきます。
たとえば…

  • 水平がほんの少し傾いている
  • 明るさが足りない(または飛んでいる)
  • 主役が弱い/背景がうるさい
  • 目線の誘導が散っている

でも、これは「未熟だからダメ」ではなく、上達のためのヒントです。
飾ることで“観察する時間”が増え、次の撮影に確実につながります。


写真は「気持ちの充電器」になる

もうひとつ、写真を飾る大きな理由があります。
それは、写真を見ることで当時の空気感や心境が戻ってくること。

仕事の合間に、ふっと顔を上げたとき、写真が視界に入る。
それだけで「よし、もう一回やるか」と思えたりします。

写真は、引き出しの中に入れておくより、
「日常の中に“置いておく”」ほうが力を発揮してくれます。


実例:応接ルームに飾った「4枚の大きな写真」

今回、大きくプリントして飾った4枚は、どれも自分の中に“物語”がある写真です。

① 下北半島・尻屋崎(左端)

久々に尻屋崎を訪れたときの一枚。
どこまでも続く青空と青い海、そこに立つ白い灯台。
「美しいものを、ちゃんと美しいと思える自分」でいたい―
―そんな気持ちを思い出します。

② 1月2日の岩手山(左から2番目)

盛岡の混雑を避けて移動中、撮影スポットをすっかり忘れていたのに、
空の青さと岩手山の堂々さに足を止めました。
“予定外の一枚”が、その日の主役になることってありますよね。

③ 大洗水族館の水槽(左から3番目)

ユニークなショーが多く、飼育員さんの愛情が伝わってくる場所。
特にサメのエリア最初の水槽はガラスが驚くほどクリアで、
「ずっと眺めていたい」と感じてシャッターを切りました。
大洗水族館は、東北・東京までの水族館の中でも特にお気に入りです。
いつかまた必ず訪れたいです。

④ 遠野・展望台の雲海(右端)

何度も通って、なかなか出会えなかった雲海。
前日から天気や冷え込みを意識して「今日は出る」と読んで、足を運んだ日でした。
夜明け前、山の下にもうもうと広がる雲。
当時落ち込んでいたのに、撮影に夢中になっているうちに気持ちがほどけていったのを覚えています。
近くの撮影者の方と少し話したことも、今では大切な記憶です。


写真を飾るコツ(誰でも失敗しにくい3ステップ)

「飾りたいけど、どう選べばいいの?」という方へ。
まずはこの3ステップで十分です。

ステップ1:テーマを決める(迷いが消える)

おすすめはこの3択です。

  • 家族・人(表情が主役)
  • ふるさと・日常(落ち着く景色)
  • 旅・趣味(気持ちが上がる景色)

「今の自分に必要なテーマ」を選ぶと、飾る意味がハッキリします。

ステップ2:“主役1枚+脇役数枚”が安定

大きい写真を主役にして、小さい写真でリズムをつくると、部屋がまとまりやすいです。

  • 主役:A4〜A3(まずはA4でも十分)
  • 脇役:L判〜2L判

いきなり大きくするのが不安なら、A4からが一番ラクです。

ステップ3:置き場所は「目に入る回数」で選ぶ

写真は“見る回数”が価値になります。

  • デスク前/作業スペースの正面
  • 玄関(出発前に気持ちが整う)
  • リビング(家族と共有できる)
  • 寝室(落ち着く写真がおすすめ)

長持ちさせるための注意点(これだけは避けたい)

  • 直射日光は避ける(色あせやすい)
  • 湿気の多い場所は避ける(波打ちやカビの原因)
  • できればフレームに入れる(ホコリ・指紋対策にも)

「完璧な保存」を目指すより、**“気持ちよく飾り続けられる”**ことが大切です。


まずは1枚、生活の中に置いてみませんか

家族との思い出の写真。
ふるさとの風景。
旅先で見た、忘れたくない景色。

それを生活の中に“置いておく”だけで、
気分の切り替えが上手くなったり、次の撮影への意欲が湧いたりします。

今日からできる小さな一歩はこれです。

  • 「今年いちばん好きな1枚」を選ぶ
  • A4でプリントしてみる
  • 一番よく目に入る場所に置く

写真は、撮った瞬間で終わりじゃなくて、
飾ったところから“育つ”ものだと思っています。


写真に関するご相談も、随時受け付けています

「飾りたいけれど、どの写真を選べばいいか迷う」
「プリントや額装、レタッチまでまとめて相談したい」
そんな方も多いと思います。

当社では、写真に関わるご相談を随時受け付けています。

  • スタッフが撮影した全国各地の名勝・施設・自然の風景写真の提供
  • 写真撮影の代行
  • 写真撮影・レタッチ・出力の相談
  • 個人の要望に応じたカメラの購入相談
  • 古い写真の破損部分レタッチや画質補正・デジタル化

ご相談は、ホームページまたは 電話・メールで承ります。
対応エリアは 岩手県全域。また、隣県からのご相談にも対応いたします。

「何から始めたらいいか分からない」段階でも大丈夫です。
飾る写真選びから、出力サイズ、仕上げ方まで、目的に合わせて一緒に整理できます。

写真を“データのまま”眠らせるのはもったいない。
あなたの暮らしにも、写真を一枚。意外と、毎日がちょっと良くなります。

目次